ナレーション収録は細かいところにこだわる

東京都産業労働局のVPのお仕事を頂きました。

選曲/効果およびMAの作業で

私はMAでのナレーション収録と整音を担当しました。


内容は、金属加工に必要な道具の解説で、かなり専門的なものです。

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専門的なものの解説にかならず出てくるのが専門用語。

作品には普段の日常生活ではあまり耳にしない言葉が多く出てきます。


専門用語の多いVPなどの収録時に問題になるのは、単語のアクセント。

ナレーションは耳で聞くことによって内容が伝わらなければならないものなので、

専門用語の収録には神経を遣います。


平板なのか、頭高(あたまだか)なのか。

同じ単語でも、直前に別の単語が付くことによってアクセントが変わります。


たとえば、「技法」と「切削技法」。「技法」の前に「切削」が付くことによって、

「技法」単体での発音とはアクセントが変化します。


専門用語はアクセント辞典にもほとんど記載されていません。

また現場担当と営業担当で使い方が異なったりします。


収録を担当する者としては、そのプログラムの中で整合性を取ることに努めます。

同じ専門用語が出た場合、アクセントが違わないようにチェックしながら収録します。


アクセント以外でも、音引きがあるかないか(プリンターなのか、プリンタなのか)や、

基本的なところで漢字の読み方(既存:きぞんなのか、きそんなのか. . .きぞんは間違い)

などなど。


と、いうわけで、MAミキサーは音質やバランスは勿論のこと、単語や文章について

細かな部分にも目を(耳を)光らせて作業をしています。


A.S.